知りたいことが書かれているページを見つけやすくなる
多くのアクセスを望んでいるのであれば、ウェブサイトを作るにあたってコンテンツのほかに閲覧者にとって便利なものを取り入れた方がいいでしょう。その方が同じテーマで運営されているサイトとの差別化を図れ、アクセスを集められる可能性が高くなるからです。では、閲覧者にとってウェブサイトにあると便利なものとは具体的になにがあるでしょうか。まず挙げられるのが「サイト内検索」です。コンテンツが増えれば増えるほど、閲覧者はサイト内のどこになにが書かれているのかわからなくなります。サイト内検索があれば、自分が知りたいことが書かれているページにすぐアクセスできるようになるので便利です。
CMSの検索機能は「あいまい検索」ができない
CMSを利用してサイトを制作する場合、サイト内検索を後から取り付けることを考えなくていいかもしれません。というのは、CMSの標準機能としてサイト内検索システムが存在していることが多いからです。ただ、CMSに付属している検索システムは、専門の検索サイトが提供しているシステムと違い、使い勝手はあまりいいとはいえません。なぜかというと「あいまい検索」ができないからです。たとえば、検索サイトでなにか入力すると、綴りを間違ったとしても「本当はこういうキーワードで検索したいのでは?」とサイトの方が考慮してくれますが、CMS内蔵の検索システムは、間違った綴りのキーワードで入力したら「そのキーワードはない」と返します。
検索サイトが提供するシステムを取り入れる
サイト内検索システムを専門の検索サイト同等のレベルにしたいのであれば、検索サイトによる「サイト内検索システム」を導入するといいでしょう。一部の検索サイトでは自分が作ったサイトのURLを登録することで、自サイトのコンテンツだけ検索してくれる機能が使えるのです。サイトに検索システムを取り入れるのは簡単で、検索サイトから提供される数行のコードを貼り付けるだけで済みます。あいまい検索が可能なシステムを取り込めば、閲覧者はトップページに知りたい情報が掲載されていなくても、サイトのどこかにはあるのではと考えて検索してくれるかもしれないので、その場合はサイトに長く滞在してくれてSEOの面でも有利です。
コンテンツが検索対象になるまで時間がかかることも
検索サイトによるサイト内検索システムを取り入れる場合は一つ注意点があります。それは、新しく作ったコンテンツはすぐに検索対象にはならないかもしれないという点です。というのは、検索できるようになるには検索サイトからクローラーが訪れて、データを取得するというプロセスが必要になるからです。
コーディングとは、設計書を元にコンピュータが理解できるプログラミング言語などを用いてコードを記述する作業のことです。